みなさん、苔玉について知っていますか?苔玉は草木を栽培する方法の一種です。自然の風情を気軽に楽しめ、そのかわいらしいフォルムからインテリアとしても人気があるんです!
今回はそんな苔玉の由来と歴史、作り方を詳しく紹介します。ホテルセカンドステージで行っている苔玉づくり体験についても解説していくので、この機会にぜひ皆さんも苔玉について興味を持っていただけたら嬉しいです♪
苔玉とは
苔玉とは、植物の根にあたる部分を土で丸く包み、その周りを苔で覆ったものです。観葉植物や盆栽のようにインテリアの一種としてお部屋を彩ってくれます。
ここからは苔玉の由来と歴史について詳しくご紹介していきます。苔玉の魅力や海外でも人気が出た理由についても解説しますので、ぜひこの機会に苔玉について詳しくなっちゃいましょう!
苔玉の由来と歴史
苔玉は江戸時代の盆栽文化に由来があるとされています。当時は山野草という自生した植物を楽しむ文化が根強く、自然への美意識から苔玉も生まれたそうです。
盆栽には根洗いという鉢に植えずに根が見える状態にして鑑賞する手法が存在しており、ここが苔玉のルーツとされています。根洗いの鑑賞方法の一つとして根の周りに苔をあしらい、鉢がなくても飾れるようにしたものが苔玉です。
手のひらサイズの“和のインテリアグリーン”
苔玉は盆栽と異なり、初心者の方でも作りやすく手入れの手間もかかりません。手のひらサイズのコロンとしたフォルムで、風情がありながらも気軽にインテリアに取り入れられる点が、若い世代を中心に人気を集めています♪
苔玉は自由にアレンジを施すことも可能です。和の美しさをそのまま楽しむこともできれば、洋の植物と織り交ぜることでモダンで一癖ある雰囲気を演出することもできます。
苔玉は組み合わせによって無限の楽しみ方ができる、自由度が高いインテリアグリーンです。
海外での人気の理由
苔玉は海外でも人気が拡大中!日本の風情や自然を感じつつ、気軽に楽しめる点で海外でも人気が伸びています。
日本の伝統園芸の中でも特に盆栽や苔庭などに興味を持った人が、入門として苔玉を選ぶことが多いんだとか。特に欧米やアジアの一部では「Zen(禅)ガーデン」や「Wabi-sabi(侘び寂び)」への興味から苔玉にたどり着くこともあるみたいです!
苔玉はミニマルな見た目で、そのシンプルで洗練された見た目が「Japanese aesthetics(日本美)」に当てはまっているとして注目されることもあります。
ホテルセカンドステージの苔玉づくりの魅力
ホテルセカンドステージでは苔玉づくりの体験ができます。気軽に体験できるアクティビティになっているので、家族で参加するのもおすすめ!自分で作った苔玉は癒し効果倍増間違いなしです。ここからは苔玉づくりの魅力について詳しくご紹介していきます。
体験そのものがリラクゼーション
苔玉はまんまるのころんとしたフォルムで、ふわふわの苔がついているので、眺めるだけで癒し効果抜群です!苔玉づくりの体験そのものがリラクゼーションになる効果が期待できます。
土や草木などの自然に無心に触れることで、普段の生活ではなかなか味わえない心の落ち着きも感じられるでしょう。都会の喧騒から離れて自然に触れ合う時間がきっとあなたの心も身体も癒されるはずです。
自分だけの作品を作る喜び
世界に1つだけの見た目の苔玉を作れるので、自分だけの作品を作る喜びも味わえちゃいます。市販されている苔玉よりも自分で作った苔玉は愛着が増すこと間違いなし!
お子様の初めてのもの作りとしても、唯一無二の経験ができる苔玉づくりはおすすめです。
作った苔玉は旅の思い出として持ち帰れる!
皆さんが作った苔玉は、なんと旅の思い出としてお家に持って帰れちゃいます!ただし、持ち帰り用の箱はお客様自身で用意していただく必要があるので、苔玉を持ち帰りたい方はしっかり箱やバックを用意しておいてくださいね。
とってもかわいい苔玉、お家に飾ると癒し効果抜群です。ぜひ作るだけではなく、お家に持ち帰ってお世話してあげるのがおすすめ♪苔玉は、水やりのタイミングがわかりやすく、忙しい方でも育てやすい植物です。保管する際は直射日光を避け、遮光カーテンや障子などで日差しを和らげた環境に置いてください。。
家族連れに最適な体験メニュー
苔玉づくりは難しい工程もなく、危ない道具や火を使わないので、家族連れにもピッタリのアクティビティです。ご夫婦やお子様と一緒など、2人で作ることで体験がより思い出深いものになること間違いなし!
ただし、苔玉づくりの対象年齢は5歳以上となっています。小さすぎるお子様の場合は一緒に苔玉づくり体験ができないので、対象のお子様がいらっしゃるご家族の皆様はご注意ください。
初心者でもスタッフが丁寧にサポートするので安心!
「やってみたいけど、不器用だからうまくできるか不安」「時間内に完成させられるかわからない」と不安に思っている方も大丈夫!スタッフがみなさんの苔玉づくりをしっかりサポートします。
小さいお子様もスタッフがしっかりサポートしながら作れるので、保護者の方もご安心ください。
作っている最中に聞きたいことや手助けがほしいと感じたら、お近くのスタッフにすぐに声をかけてくださいね。一緒にあなただけのすてきな苔玉を作りましょう!
ホテルセカンドステージの苔玉づくり体験の流れ
ここからはホテルセカンドステージでの苔玉づくり体験の流れを簡単に解説していきます。初心者の方でも作れるくらい手軽なので、一緒に流れを見ていきましょう♪
苔玉用の苗の土を洗う
鉢に植えてあった植物を苔玉に使う場合は、まず根についた土を落とす必要があります。根を傷つけてしまわないように注意しながら、水を張ったバケツの中などでやさしく土を洗い流してあげてください。
根の土を落としてきれいにしておくことで、土の玉をしっかり包み込むことができて、苔玉としての形もきれいに整いやすくなります。水洗いしたあとは、軽く水気を切っておきましょう。
土を練って、丸い球を作る
苔玉の土の部分はケト土や赤玉土などを混ぜ合わせます。水を少しずつ加えながら、ほどよい粘り気が出るまでよく練っていきましょう。粘土のようにまとまりのある状態になったら、手のひらでくるくると丸めて球状にします。丸める時の大きさはそれぞれ好きな大きさで大丈夫です!
苔玉の芯になるこの土の球は、あとで植物の根を中に入れていきます。中に入れやすいように、この段階では少し柔らかめにしておくのがポイントです。球の中央部分には軽くくぼみをつけておきましょう。
球を作る時に苗を入れて作る
前の段階で作っておいた土の球のくぼみに、最初に洗っておいた苗の根をしっかり差し込みます。根が完全に覆われるように、土を少しずつ足しながら全体の形を整えていきます。
植えた植物がまっすぐ立つように角度を調整し、球全体が崩れないようしっかりと握って整えながら、丸くきれいな形に整えましょう。この段階で土が乾燥しすぎていると割れやすくなるため、ちょうどいい湿り気を保ってあげてください。霧吹きで水を足してあげると均等に水が行き渡ります。
周りに、苔を乗せて、糸で巻き付ける
土台となる土の球が完成したら、苔を広げて表面全体にまんべんなく貼り付けていきましょう。苔の緑の面を外側にし、隙間ができないようにピッタリと貼り合わせると見た目も美しく仕上がります。
苔を全方向貼り付けられたら、背の高い苔をハサミでカットして見た目を整えてあげましょう。お子様などのハサミを扱うのが難しい方はスタッフに遠慮なくお声がけください。
次に糸(黒糸や麻ひもなど)を使って、苔を土の球に固定するように全体をぐるぐると巻いていきます。糸はしっかり巻きつけつつも、苔や植物を傷つけない程度の強さで行うのがコツです。締め付けが強すぎると、そこからヒビが入る可能性があるため注意しましょう。
ジオラマ用の動物や人等のパーツを乗せる
最後は完成した苔玉の上に、小さな動物や人物などのジオラマ用ミニチュアパーツの配置が可能です。ジオラマのパーツはセットの中からお好きなものを選んでいただけます。
パーツをつけると苔玉の風景にストーリー性が加わるため、より個性的で愛着のある作品に仕上げていただけます。自分だけの小さな自然の世界を表現して楽しみましょう。
ホテルセカンドステージの苔玉づくりの体験概要
ホテルセカンドステージで行っている苔玉づくりの開催概要は以下の通りです。
開催日時 | ホテルに別途お問い合わせください |
所要時間 | 1時間程度、日帰り体験可能 |
料金 | 3,300円/人(税込) |
定員 | 20名程度 |
持ち物 | 持ち帰り用の空箱 |
申し込みはお電話(080-893-1100)、もしくはじゃらん(https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000182826/activity/l00004EB77/)からお願いいたします。空き状況や開催日は日々変動するため、詳細はホテルへお問い合わせください。
まとめ
苔玉づくりはご家族の皆さんで体験していただけるアクティビティです。ころんとした丸いフォルムの自然がお家の中にあると、日々癒しを届けてくれます。
ホテルセカンドステージでは、苔玉づくりを手軽に体験していただけます。下は5歳のお子様から体験可能になっており、スタッフのサポート体制も万全なので、初心者の方でも安心して取り組めますよ。
あなたもぜひ一度、私たちホテルセカンドステージで行っている苔玉づくり体験に参加してみませんか?お申込みお待ちしております♪